超微細、精密の簡易金型(試作金型)による極小、超小型の成形品

超微細及び精密の簡易金型による試作型です。大阪の【三宮製作所】で製作した簡易型及び成形品の中でも最小です。成形品の横に米粒を一緒に写しているのでその小ささが伝わるでしょうか。※写真をクリックすると拡大してみる事ができます。

成形時のガス抜きを良くするため、コアを入れ子にしています。そのコア(写真のコア)製作に苦労しました。

コア自体が細く折れやすく、反り易いのでSKD61(ダイス鋼)で製作しています。始めにワイヤーカットで形状切り後に通常はヘソ部を加工しますが、超微細(一番大ききな径でΦ2.67)で、花の様な形状のためヘソ部の後加工をする事が出来ないので、へそ無しでワイヤーカット加工するのが大変でした。また成形品の内径部の最大値がΦ0.855mm(丸形状では無い)ので射出成形加工時に倒れないようにキャビ側にインローで入り込みを作っています。入り込みの径がΦ0.5mmで深さ0.5mmです。金型や成形ノウハウはもちろん、超微細加工、超精密加工が必要となります。

超微細形状や超小型成形品の簡易型での試作品にも対応致します。大阪の【三宮製作所】にお気軽にお問い合わせ下さい。