シードリングケース(種苗ケース)の販売と実績 

シードリングケース(種苗ケース)の販売についてです。大学の植物の研究・開発や企業の研究・開発向けに金型を起工した製品になります。取り扱いし易いサイズ感として、大学の研究室より具体的な要望がありました。

国立神戸大学、国立京都大学、国立帯広畜産大学向けを含めた研究室や研究所向けに2000個以上の販売実績があります。

外形寸法(mm) 60×155×高さ98 内径寸法(mm) 60×155×高さ95 内容量 約0.73L

材質 ABS樹脂 色 アイボリー(ナチュラル色) 参考価格 380円

金型・成形屋ならではの強みとして、数量によってはご希望の色や材質でも対応致します。納期や価格などはご気軽に【大阪の三宮製作所】までご相談下さい。

メールアドレス info@san-ss.co.jp

個人向けにも販売しております。

試作金型による、車載のアセンブリ品の試作品の製作

 試作金型で作った車載部品の射出成形の試作品になります。部品点数は8種類です。機構部品でアンダーカットも多く、T0まで25日程度です。試作品になるので、アンダーカットの細工は成形サイクルを重視する費用が無い部分はやり易かったです。量産になるとアンダーカットの距離や細工も多く、かなり大がかりな金型になると思います、

成形品はすべて、PBT-GF30になるので、ガス焼け、ショートの対策でガス抜き対策を丁寧にする必要がありました。お蔭で大きなガスの問題はありませんでした。量産時に反りには対策が必要になりそうでしたが、試作では矯正治具で対応しました。

部品点数のある、アセンブリ品でも【大阪の三宮製作所】までお気軽にお問合せ下さい。まとめて、勘合調整も迅速で親身な対応を致します。

簡易金型による車載プロテクターの小ロット成形品

簡易金型で車載部品のプロテクターを成形しました。金型構想の承認後2.5週程度でT0になりました。アセンブリ品の写真を載せております。アセンブリは問題ありませんでしたが、公差部で深い爪部を一か所勘合詰めの調整する必要がありました。

ただ、この製品で一番難しい箇所の皿状の部分と爪の組み合わせ部は無事形状が出て、成形できました。皿は厚み0.5mmで相手物を入れた際に反力がかかるようになっていると思います。上面にも穴があいており、小さな爪をつくっています。爪と皿の形状は垂直に立っているのではなく、角度が約1°倒れているので、型構造も難しく、加工もいやらしさがありました。

弊社ではアンダーカット解析ができるソフトになっているので、少しでもアンダーカットがあれば解析で解るのですが、パッと3Dデータを見ると垂直だと思いこんでしまいます。見積り時にアンダーカットの見落としは費用や納期が大きく変わってしまうので、こういった形状は特に注意が必要です。

車載部品の開発品や短納期品も【大阪の三宮製作所】までお気軽にご相談下さい。

試作金型で内ネジ抜き置きコマの試作品、ヒーター昇温による試作成形

試作金型での試作成形になります。内ネジ抜き置きコマの試作成形品です。開発品のペレット材料での成形依頼でした。ダンベル試験片であれば弊社の金型があるのですが、ネジ形状が良いとの事で試作型を起工しました。

成形条件で金型温度を色々と試す必要がありました。型温は最大160℃まで昇温させました。予想している傾向とは違う変異点がでたりと、色々と勉強になる材料でした。

新材料であっても出来る限りご要望に添えるように、最大限努力致します。お気軽に【大阪の三宮製作所】までご相談下さい。

試作金型によるレバーブーツ試作成形品(エラストマー)

試作品のエラストマー成形品のレバーブーツになります。試作金型での案件になります。

気をつけた点は成形時のガスと成形品の離型を含めた取り方です。ガス抜きは基本はエアーベントと入れ子割り、ピンなどで逃がしていきます。それでもT0時にガス焼けとショートの傾向があり、成形条件では厳しかったので、金型を修正しました。

形状によっては、エラストマーだけでなく、試作成形品には様々なノウハウが必要になります。弊社ではトライ&エラーを繰り返し積み重ねたノウハウがあります。

エラストマー成形品でも【大阪の三宮製作所】までお気軽にお問い合わせ下さい。

簡易金型による小ロットPC射出成形品のジェッティング事例と対策

 簡易金型での小ロットPCの射出成形品になります。ジェッティングが出た対策について実例です。 サイドゲートから製品までが近かったでの、ジェッティングの外観不良が出ました。

対策としては成形条件で速度を落とす事や型温を上げてジェッティングを目立ちにくくする方法があります。

今回はそれに加えてコアピンで樹脂の流れを制限し扇状に広がるように成形させる事でジェッティング対策を行いました。(3.4枚目の写真は対策後と対策前の比較) 外観面には肉厚を残しています。 ただ、コアピンの凸具合によってはウェルドが出る可能性はあります。

射出成形品はトライ成形してみると、樹脂の特性や形状によって予期せぬ問題が起こる事があります。何かあった場合でも対応できるようにトライ&エラーや対策を積み重ねて過去のデータを残しています。

もちろん、後手の対応にはならないようにする事がコストや納期の面でも大切な事です。

金型から成形まで、【大阪の三宮製作所】までお気軽にご相談下さい。

試作金型による自動車部品の置きコマを用いた試作成形品(PBT-GF30)

試作金型による自動車部品の試作成形品になります。試作成形品の色味からして、電気自動車の高電圧部品になると思います。

PBT-GF30ですが、材料のグレードが粘りが無く、脆い感じがします。

置きコマのスライドの抜き代が大きく、数もあるので、成形サイクルがかかります。試作成形品の形状も細くて高い部分が多いので、ガス溜まりや、内倒れ等の対策も必要です。このような試作成形品は経験や実績が無いとトライ&エラーで時間がかる形状です。深さがある形状やスライド代が深い形状は金型製作だけでなく、成形性の事も要注意です。

また、試作成形品にシール面になる箇所もあり、型割りにも制限がかかる扱い難い形状でしたが、良い物が取れたと思います。

電気自動車部品も【大阪の三宮製作所】までお気軽にお問合せ下さい。

簡易金型による個人様向け製品(PP)と簡易金型の業務フローの紹介

 

個人向けの簡易金型の業務フローを動画にまとめました。今回はお客様にもご協力頂き、動画にする事が出来ました。

業務フロー的には変わりませんが、個人向けでは、材料は弊社にある物を使って頂く事や、必要な箇所以外の寸法や外観は甘めにする事でコストダウンを図っています。

個人様でもお気軽に【大阪の三宮製作所】までご相談下さい。

個人様向けの専用ページはありませんので、お問合せの所から問い合わせる際に個人での依頼とご記載下さればスムーズに対応可能になります。

 

試作型による皮シボの車載試作成形品(プロテクターカバーPA66)

 試作型での試作成形品のプロテクターカバー(PA66)になります。外観が皮シボの仕様になっています。試作型でよく使用するアルミ合金で製作していますが、外観など問題無くできています。

試作T0品のシボ無しの艶で勘合などをご確認頂いてから皮シボの施工になります。シボが深さよって、抜き勾配は設定しています。

爪の勘合部は部分的に傾斜0°のストレートにしており、反シボ側(cor側)を入れ子にして、爪の勘合調整を出来るようにしていました。勘合調整も問題無かったので、スムーズにいきました。

皮シボ施工に関しても艶品で資料を送付して進めます。彫刻部や傾斜0°は部分的に艶消しブラストにしたり、部分的にシボ深さを60%に落としてスジが入らないようにシボ屋さんと打合せします。

写真では皮シボ品と艶品を比較しています。

試作型による皮シボ成形品であっても【大阪の三宮製作所】までお気軽にご相談下さい。

試作金型【大阪国内生産】による大型自動車部品の試作成形品

弊社【大阪の三宮製作所】では最大級の自動車部品になります。試作金型による試作成形動画になります。

大型の試作成形品は国内業者が受注しても海外に丸投げする事や金型を海外で製作して、成形のみを国内でされる事も多いようです。弊社【大阪の三宮製作所】での受注品はすべて金型を国内の大阪本社で内製化しております。もちろん試作成形も国内です。昨今の海外調達リスクを低減する事が可能です。

動画で見ると試作金型で試作成形品が出来るまでの様子が分かりやすいと思います。アンダーカットの数や試作成形品のサイズが大きくなると成形サイクルも5分以上になるモノもあります。

大型の試作成形品も【大阪の三宮製作所】までお気軽にお問合せ下さい。