簡易金型によるコネクタハウジングの小ロット成形品

簡易金型でコネクタホルダーを成形しました。金型構想の承認後2.5週程度でT0になりました。写真の二つ穴部がゲートと圧で開いてしまう問題がでました。より細いピンはインローでズレ止めをしていたのですが、太いので、問題無いと思っていた箇所が0.2mm程度開いていました。写真の二つ穴部が少し段差になっています。

追加で入れ子を作り替えてインローを追加しました。

難燃材だったので、T0時の成形品を確認後、部分的にガス抜きも追加しました。

2回目のトライで良品が取れる事が多いですが、今回は3回目のトライ品で良品ができました。ガス対策と寸法調整、最終の微調整で製品が仕上がった順番です。

やはり深さのある製品はかなり難易度も上がります。特に反り等の変形も影響も受けやすいです。

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