展示会のアピール素材用に製作しました。
プラスチック金型の精密加工技術が分かり易く伝われば幸いです。ワイヤーカットと平面研削盤で製作しています。
金型が複雑な形状でも加工し易くするために、分割加工(入れ子加工)する際に使う技術です。
プラスチック製品のカセット式金型、簡易金型、試作金型、量産用金型などご用命がある場合は【大阪の三宮製作所】にお気軽にご連絡下さい。
大阪市にあるプラスチック金型、射出成形用金型設計、製作、射出成形加工及び簡易金型、試作金型の小ロット用からモデル加工、試作部品加工にも対応
お知らせ
展示会のアピール素材用に製作しました。
プラスチック金型の精密加工技術が分かり易く伝われば幸いです。ワイヤーカットと平面研削盤で製作しています。
金型が複雑な形状でも加工し易くするために、分割加工(入れ子加工)する際に使う技術です。
プラスチック製品のカセット式金型、簡易金型、試作金型、量産用金型などご用命がある場合は【大阪の三宮製作所】にお気軽にご連絡下さい。
環境に優しいリサイクル材、再生プラスチックを使用した射出成形品です。治具に使用される部品です。
すべてリサイクル材料で出来ていおり、PP材にグラスウールを混ぜています。グラスウールとは断熱材や保温材、吸音材等に使用されるもので、冷蔵庫等に入っています。製品の剛性や寸法安定性を上げるためにGF(グラスファイバー)を混ぜるのはよくあるのですが、グラスウールを混ぜるのも同様の効果が期待できるためです。グラスウールはリサイクル材として安定して量が確保できます。
成形品のピンのピッチ間の最大幅230±0.2mmとピン径の公差0~-0.05mmは問題無く公差内に入っています。
リサイクル材料、再生プラスチックはバージン材との物性の違いを把握して使用すれば、コスト削減や環境負荷を抑えることが出来ます。
再生プラスチック、エコ材料、リサイクル材料等のご希望がある際は【大阪の三宮製作所】までお気軽にお問合せ下さい。
昨今、世界的に海洋プラスチック問題など生分解されないプラスチックの問題が大きく注目を浴びています。
そのような問題に大きく貢献できそうな案件です。ポリ乳酸の生分解性プラスチック(PLA樹脂主体+CNF)のボトルキャップの試作品の成形品です。
今までペットボトルと呼ばれているモノの代わりになるうるPLAボトルです。ボトルキャップも同じポリ乳酸+セルロースナノファイバーで成形しております。 ボトルとボトルキャップセットの100%石油レスの成形品は日本初いや、世界初ではないでしょうか!?
さらに試作品だけでなく量産生産も可能です。このPLA+CNF樹脂を大量生産となれば、コスト面も勝負できるレベルにはなると思います。
将来は海の家などでは生分解性樹脂のボトルのみの販売にして頂ければ、面白そうですね。
補足ですが、現行のPP樹脂やPET樹脂などの汎用樹脂も回収率を上げてリサイクルすればエコ材料である物だと考えております。またリサイクル樹脂はコスト面のメリットもあります。
バイオマスプラ、グリーンプラ、エコ、生分解性プラスチック等やPP・PC・AS・ABS・PS・POMなどのリサイクル樹脂にご興味のある企業様はリサイクル樹脂、PLA樹脂の製造実績のある【大阪の三宮製作所】にお気軽にお問い合わせください。
インシュレータ用のカセット式の簡易金型です。今回は成形時にヒータ加熱する必要があったのでアルミ合金ではなく、調質材のPXA30(HRC30-33)で中子を製作しました。金型温度をヒータで上げる事でガラス浮きがなくなり、成形品が白く曇ることが無くなり、見た目もきれいな仕上がりです。詳しくは無いですが、材料特性もガラス浮きがある場合より良いみたいです。
PPSのGF30は0.01-0.02mmクリアランスがあればバリがはってしまうので、かなり金型調整も難しいです。光明丹でタッチ面確認(赤アタリ)できるのは0.02mm程度なのでそれ以下を狙う必要があります。(黒アタリまでいく必要アリ?)。
また、ヒーター加熱での熱膨張の影響もあるので、バリゼロはかなり難しいです。今回は試作品でショット数が少ないのでバリは成形品で処理します。
アルミ合金とは違いマシニング加工やWC、放電加工時間が3-5倍程かかりますが、PXA30だと研削盤(平面研磨)が出来るの良い部分もあります。
【大阪の三宮製作所】では量産用金型も制作しているので、簡易金型及びカセット式金型のみを製作している金型メーカーは鋼材加工を嫌がる所も多いですが弊社は鋼材加工も対応可能です。
自動車メーカー様向けの簡易金型と試作成形品です。成形品サイズも約200mm×120mm×60mmあるのですが、納期がかなりタイトで設計から金型製作、成形まで10日間で仕上げました。インサート金具が一か所とアンダーカット処理が必要な部分が2か所あり、置き中子方式で対応しました。パート面もそれなりに変則で、爪も多かったです。なによりも納期が厳しかったです。
大阪の【三宮製作所】では短納期対応も得意としております。自社で設計から製造(CAMデータ)までのデータをtopsolid7シリーズの同じソフトを使用しているので一気通貫で製作、管理することでリードタイムの短縮を図っています。また、設計時には気付きがない場合でも、CAMのパス出し途中でマシニング加工では難しくなっている箇所等を、同じソフトなので直ぐに設計変更して対応する事が出来ます。試作金型などの短納期で設計確認に大きく時間を取れない場合には特に重宝します。
短納期の試作金型及び簡易金型も大阪の【三宮製作所】での御見積及び製作検討下さい。誠意をもってきめ細かくお伺い致します。是非ご相談下さい。
簡易型(試作型)で作った微細形状の樹脂の試作品です。
肉厚が薄いところは反対側が少し透けています。上下に段付きの丸穴があり最小径は0.53mmで上下に通っています。
難しいのは真ん中の写真にあるこの微細形状で角穴(1.5mm×0.4mm)のアンダーカットがあるところです。(写真をクリックすると拡大できます)アンダーを作るコア形状の設計、製作にかなり苦労しました。試作ロット数が約1000個有るので成形の作業性も考慮するする必要がありました。成形時にはキャビ取られしたり、四角穴のアンダーカット部から成形品がちぎれたり‥。(四角のアンダーカット部だけ成形肉が薄くなるので)色々と苦労しました。成形品が小さいと金型構造を細工するのが難しいのでその辺も難しくなります。
このような微細形状のガラス入り樹脂品は切削加工や3Dプリンタでは製作できないので簡易型(カセット型)で小ロット試作するのが一番費用を抑える事ができます。小ロット用簡易型(カセット金型)は大阪の【三宮製作所】にお気軽にご連絡下さい。
超微細及び精密の簡易金型による試作型です。大阪の【三宮製作所】で製作した簡易型及び成形品の中でも最小です。成形品の横に米粒を一緒に写しているのでその小ささが伝わるでしょうか。※写真をクリックすると拡大してみる事ができます。
成形時のガス抜きを良くするため、コアを入れ子にしています。そのコア(写真のコア)製作に苦労しました。
コア自体が細く折れやすく、反り易いのでSKD61(ダイス鋼)で製作しています。始めにワイヤーカットで形状切り後に通常はヘソ部を加工しますが、超微細(一番大ききな径でΦ2.67)で、花の様な形状のためヘソ部の後加工をする事が出来ないので、へそ無しでワイヤーカット加工するのが大変でした。また成形品の内径部の最大値がΦ0.855mm(丸形状では無い)ので射出成形加工時に倒れないようにキャビ側にインローで入り込みを作っています。入り込みの径がΦ0.5mmで深さ0.5mmです。金型や成形ノウハウはもちろん、超微細加工、超精密加工が必要となります。
超微細形状や超小型成形品の簡易型での試作品にも対応致します。大阪の【三宮製作所】にお気軽にお問い合わせ下さい。
金型・設計・製作 有限会社三宮製作所
〒554-0052 大阪市此花区常吉 2-3-11