コネクタ成形品金型部品のワイヤーカットで2度の開放形状加工(前切り加工)

コネクタ成形品の金型部品の一部です。角(ツノ)の部分をワイヤーカットで2度の前切り加工(開放形状加工)をして形状を作っています。1度目と2度目の段差があると困るので4µm(0.004mm)以内に抑えています。10µm以内の誤差は機械のクセの部分があるので2edCutや3rdCutの時の微調整オフセット量も変えて加工しています。画面をクリックすると拡大できるので隅に角(ツノ)部分の段差を確認してみてください。分かりにくいですが、すごく薄く2度目の前切の筋が入っています。

アルミ加工によるケーシングの試作品加工(サンプル加工)

アルミ加工による試作品のケーシングになります。テストやサンプル用の製品です。掴み替えやクランプ用の治具が必要になります。中央部と左手前部分に2箇所に四角の貫通部位があり、表面と裏面の繋ぎ目を綺麗に合わせるが苦労しました。画像をクリックするとアップしますのでご覧になってください。

兵庫県尼崎市ユーザー様向けの簡易金型(アルミ金型)での小径微細加工

兵庫県尼崎市のユーザー様向けの小物射出成形品用の簡易金型です。記憶の中でもかなり小さな成形品になります。

キャビ側の加工部をアップにしています。形状の最小Rは0.2Rです。今回はアルミ金型なので加工がし易すかったです。置き駒方式でアンダーカット処理をしています。プラスチック成形品が小さいとゲート位置や突き出し方法など金型構造がしにくいです。

射出成形加工後の成形品への二次加工(穴あけ)

関西の兵庫県にあるメーカー様の案件です。射出成形加工後に治具で二次加工(穴あけ加工)をしています。通常ならスライドコアでアンダーカット処理を行うのですが、量産してから1年後に形状変更となり、現物の樹脂金型では型サイズに制限があり変更が出来なかったため二次加工での対応にしています。また、1ロットが200個程度で、年間のロット数も少なかった事もあります。

納品済みの射出成形用金型では変更が出来ないから新規製作と言うのは簡単です。当社は金型納品後もお客様の立場になって親身に考え、色々なアプローチを提案致します。金型は長い付き合いになる製品ですので、納品後も安心してご相談下さい。

射出成形品のモデル加工

射出成形品のモデル加工です。3Dプリンタ等でも製作できますが、まだまだ加工の方が低価格で提供できますね。また、3Dプリンタでの製作品は強度テスト等には使えないそうです。エラストマーやより複雑形状、インサートがある場合はカセット型の簡易金型、試作金型で試作品モデルを造ります。

化粧品向けチューブ容器用のトリミング金型(チューブ容器カット)

大阪の装置メーカー様向けの案件です。チューブ容器用のトリミング(プレス)金型です。キャップ側とは反対方向部分をR形状にカットします。ピンク色のチューブがカット後のR形状です。(白いビニルテープでチューブ容器の表記を見えなくしています)刃先部分のクリアランスや角度、チューブ容器の位置決め等がとても重要です。

絵具や医薬品等のトリミング金型の実績もありますのでお気軽に問い合わせ下さい。

アルミダイカスト(ダイキャスト)成形用の試作モデル加工

近畿のメーカー様向けの案件です。アルミの試作部品加工です。
ダイカスト(ダイキャスト)成形用の試作品(モデル)だと思います。樹脂金型製作で様々な加工方法を社内で一貫製作しているので、試作モデル加工にも活かす事ができます。射出成形用金型部品と違って最終加工時のワークの掴み方や切り離し方等にコツがいります。掴めないワークはクランプ用冶具を製作する事もあります。

三宮製作所はこのような小ロットの試作部品加工、モデル加工にも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。

簡易金型(カセット式金型)で製作した深いリブ形状のある成形品

簡易金型(カセット式試作金型)で製作した厚み1mmで深さ27mmある射出成形品です。
成形品のリブ部分の中央部がショートしてしまいましたが、ゲートを大きくすると改善されました。ゲートやスプールブシュの位置やサイズは製品形状の型割りとは違い、蓄積していく設計データや経験値が必要です。設計時はもちろん、ゲート加工時にも感覚的な気付きも必要ですね。